sweet rain, sweet room

雨があなたの肌を濡らすから

コンビニの前で赤い傘を広げました

生活はいつも通り進みまるでドミノ倒し

良いことも悪いことも美しい歌もないまぜ

 

化繊のブラウスが軽やかに透けて

花も街も誘われてしまいそう

白い指先が冷たくて

それが想像通りでなんだか安心したんだ

 

いまからあなたを連れて行きましょう

都会の果て

永遠からいちばん離れた

 

それからあなたにぜんぶあげましょう

この世の果て

これ以上何も知りたくはないから

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trash, stars, memories

アンドロイドのあの子 世界一周旅行

壊れた未来で僕らはち合わせ

どこか懐かしい晴れの日 淀んだ青空に

ポインセチアの赤が映えますね

 

季節に名前をつけて

愛しそうに繰り返す

貴方の手は機械油塗れで

自転に振り回されまいと

 

壊れた未来で

偶然でも良いの

ポケットから落ちた星や木の実が

淀んだ夜空に輝いてる

 

壊れた未来で

間違いでも良いの

貴方が拾い集めた記憶を飾って

またここでパーティーをしましょう

 

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dance, wonder, sleepless

虹のシャンデリア。

安い青春で撃ちぬいて

降りかかるきらきらを

貧民街の子どもみたいに

野良犬みたいに貪った

ほんとうはぼくたち

立派なカフスのついた洋服をきて

たくさんの犠牲を踏みにじり

真っ黒になった革靴をはいて

何よりも自由に くるくる踊ってた

壁一面の本も

言葉の鉄格子も

ひとつも必要なかった

 

未だ海岸線で

金の髪がゆれる

潮風と砂が洋服を汚す

これだけは真実だよと

きみの差し出す全て海に投げ込んで

 

眠らない世代が

光の夢を見る

 

じゅうたんに這いつくばって

粉々になった虹のシャンデリア。

銃弾切れの朝

にせものの血を流す

眠らない若者たち。

 

未だ海岸線は

黒く深く忘れがたく

足を取られそうになる

回遊魚の餌になった真実

ガラスのかけらひとつ投げ込んで

 

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日曜なのに爪も切れなかった こんなことでいつまでも落ち込んでいてくだらないですね

随分永いあいだ凪いだ日々が何かすごく自分でいっちゃうけど美しい詞になって驚いてる。でもこれがどういう音楽になるのか見当もつかない。エネルギーはつねに180°にはたらいて両端に詩と生活がある。張った糸みたいに。人が、詩を書くことは自分にとって慰安だと言ってた。

記号的に愛して

 

 

フェティシズムと感情の海を越えても人でいられる?

忘れてはいけないのは削ぎとられた敷地が

どんなに素敵だったとしてもそこには見えない鎖があって

途方もないんだよ。 僕らは鳩に餌をやるように

何気ないふりをして通り過ぎるけれど

 

虹 を なぞる おっさん

 

たどりつけない

 

やわらかなドレスを着た君を

嫌いなふりなんてできるわけがない

都合のいいように

都合のいいように

変わったり

閉じたり          開いたり

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僕の狭い部屋で彼女がハイソックスをそっと脱いだ 紺と白とプリーツと彼女の肌についたソックスの跡のミニマムほとんど白黒映画 狭いが窓の大きい部屋カーテンから吹き込む風なんの変哲もない田舎町 ミニマム/

 

頭の中ではさっき彼女と乗って帰った電車の吊り広告どうしようもない繁華街のくすぶった熱狂僕の開きっぱなしのかばんから覗く現代文の教科書のボルドー色の細い背表紙の記憶が狂い咲いたように

この部屋の空気を満たして

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