夜の最下層 構造は乱れて区別もつかない

ヒトはヒトらしさを歌舞伎町の街灯に託して顔を失ってゆく

さよなら 友だち 「かわいそう」 の続きを絵に描く人

知らない名前のインクが 混ざり合ったり/飛び散ったり

きらきら

模造紙の上に手のひらを置いて地球を感じた、いや、考えた

真っすぐな線や 地図が 書けずに 地球の外へ落ちた

あの娘(こ)たちは油性ペンでデコレーションした黄色い上履きのかかとを踏みつぶしたまま 水色の水を今も

汲んでは 吐き 汲んでは 吐き

地球の外は

きらきら

で あるべき だった

本の内容は嘘ばかりついている

チャイムは今も毎日鳴る 

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