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くまのぬいぐるみのお話

子どもの頃ともだちがいなかったかわりにたくさんのくまのぬいぐるみに囲まれてました いちばんだいじにしてた白い子には出自不明の「星の王子さま」というタグがついていたのでその子がくまの王国の王子さまで2番目にお気に入りだった同じように白くてひとまわりでかい子が王さまでした 取っ手とチャックがついたへなっとしたこげ茶の3番目に好きだった子は従者でした くまの王国だけどハムスターとかビーバーみたいなのもいました その子たちはちっちゃいので召使いでした なぜか全員雄設定でした わたしは星の王子さま(名前をつけてたけど忘れちゃった)と仲がいいのでその子といっしょに王さまにかわいがられていました いま思い出せるのはこのくらいだけど いまでは信じられないくらい膨大な妄想を繰り広げていました 何歳くらいの頃のことだったかな 小5くらいまでは本気でやっていたと思います 王子さまのくまちゃんのテーマソングをつくったり その頃趣味だった漫画に描いたりしてたような気がします

いまでも枕もとに王子さまと王さまがいてほかの子は飾り棚にしまっています でも遊んであげないと日焼けしてパサパサしてくるんだよね その頃にひとり遊びはもう十分だと思ったのにな。

 

中学生になって相変わらず安定して遊んだりするともだちは出来ないけど彼氏っぽいひとは出来たりして でもパパと仲が良すぎて毎週末デートしてたので罪悪感がすごくてすぐ別れたりとか 高校のあいだもそんな感じで まず家から最寄り駅まで自転車で20分なので出かけるだけで大ごとでひとりで遠出するのがめっちゃ苦手だった 毎日その日あった面白いことをインターネットでうわのそらの母親に話して聞かせるのが楽しみだった それでもバンドやったりしてたから知り合いは増えてよく知らん部活の先輩とデートしたりとか 大学入ったときは門限が0時でやりたいことやってるだけで悪気はないのに破りまくって怒られまくってすごい仲悪くなったり私には言わないけど父親がブチ切れてるとか母親づてに聞いたり そのうち家に帰らないことも多くなったりして ともだちできないからパパっ子だったのかもしれないけどそれ以外の選択肢ができていろいろ客観視するようになって バンドで派手なことするからかちょっとだけちやほやされたりなんかして ひとり遊びから離れられて でも人との距離感取れないからあんまりいろいろ上手くいかなくて 最後までそれだったな ひとり遊び飽きてるからバンドなんだけどな

 

くまちゃんの話がしたかったのに雑に半生を語るみたいになっちゃった おあいそ