dance, wonder, sleepless

虹のシャンデリア。

安い青春で撃ちぬいて

降りかかるきらきらを

貧民街の子どもみたいに

野良犬みたいに貪った

ほんとうはぼくたち

立派なカフスのついた洋服をきて

たくさんの犠牲を踏みにじり

真っ黒になった革靴をはいて

何よりも自由に くるくる踊ってた

壁一面の本も

言葉の鉄格子も

ひとつも必要なかった

 

未だ海岸線で

金の髪がゆれる

潮風と砂が洋服を汚す

これだけは真実だよと

きみの差し出す全て海に投げ込んで

 

眠らない世代が

光の夢を見る

 

じゅうたんに這いつくばって

粉々になった虹のシャンデリア。

銃弾切れの朝

にせものの血を流す

眠らない若者たち。

 

未だ海岸線は

黒く深く忘れがたく

足を取られそうになる

回遊魚の餌になった真実

ガラスのかけらひとつ投げ込んで

 

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